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         | 観光地レポート | 
      
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                  |  | 春日部が最も暑くなる2日間。夏を彩る大イベントが 今年もやって来ました。本日のお天気は申し分ない好天気となりました。
 
 例年通りロビンソン前から6時に御輿パレードが行われます。三々五々人々が集まり始め熱気がだんだんと高まって行き、担ぎ手の気分も力みなぎり時間通りスタートしました。
 
 今回は各町内会のお御輿に関したいわれや特徴を御紹介いたしましょう。
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         | 八坂神社の祭礼の様子 | 
      
         | 八坂神社は、牛頭天皇者(ごずてんのうしゃ)とも呼ばれ、粕壁宿の市神(いちがみ)として祀られて来ました。旧暦6月に行われる同社の祭礼については、江戸後期の「宿用留め」「公用鏡」に、文政八年(1825)の天皇祭礼に関する記述があります。 そこでは、家並みに懸行灯(かけあんどん)が飾られていたこと、各町毎に飾りや踊りが行われていた事、御輿が宿内を渡御(とぎょ)していた事、酒樽を積んだ神酒備え場がもうけられていたことなどが記されています。
 祭礼は戦後一時中断しましたが、昭和48年市制二十年を記念して、観光協会が主催しての夏祭りパレードとして復活しました。
 現在は、7月の13日に最も近い土日に開催されています。
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         | 町内会のお御輿いろいろ | 
      
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                  |  | 大砂町内会高さ1.8m400kg担ぎ手約200人。
 
 浅草宮本卯之助商店5代目、宮本重義氏により昭和36年作られた御輿
 
 S15年、40年振りに大修理が行われた。
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                  | 一宮町内会1,000kg昭和50年に改修した御輿
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                  |  | 八丁目地区文久2年(1862)作成。江戸浅草の宮大工、笹屋松五郎により造られた。1、000貫御輿とも呼ばれる。
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                  | 大池町会600kg、平成3年作製御輿の房の色は緑色で大池親水公園のイメージを連想する色となっている。
 
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                  |  | 三枚橋町内会高さ2m、500kg、平成6年に造られたもの
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                  | 川久保自治会担ぎ手はつま先を立てて腰で調子を取りながら「ソヤ・ソヤ・オリャ・オリャ」とやる江戸前担ぎ
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                  |  | 本町地区会高さ1m、500kg、昭和48年制作。平成13年修繕された御輿
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                  | 元町町会高さ1.5m、850kg、昭和29年作製。
 白木造りで塗物は一切使っていない
 町内で手造りで完成させた物。
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                  |  | 内谷町会高さ1.8m、600kg、昭和57年作製町内の親睦をはかる一つとして造りあげられた、手造り御輿。昭和62年熊谷市で開かれた「埼玉博覧会』にも特別出演した。
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                  | 八木崎町会2尺5寸、昭和50年制作。屋根は本麻の布張りで漆塗り仕上げ、市制30周年を記念して町内の人達の寄付によって造られたもの。
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                  |  | 旭町町会高さ2m、500kg、昭和27年作製戦後間もない昭和27年当時、総欅造りで本式の御輿は珍しく話題を呼んだ。
 平成6年に大改修。
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                  | 宮本町町会高さ1.8m、600kg、昭和22年作製。昭和22年の憲法施行記念として当時の町名で、「八幡前」の御輿として造られたもので白木造り。町名は昭和29年市制施行と共に宮本町と改名。作成から50年経過し、町会により大修復され、装い新たとなっている |  | 
      
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                  |  | 浜川戸町内会高さ1.8m、400kg、平成14年大幅な化粧直しが行われた御輿。 |  |  
                  | 中央1丁目町会高さ1.8m、600kg、昭和57年春日部駅西口の町会及び商店会の発展と親睦を図る目的で造られたもの
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                  |  | 仲町町内会高さ1.8m、500kg、昭和初期作成全国で数少ない母屋造り総四方ちどり屋根。御輿の胴体には、龍の彫刻がほどこされ、平成9年4月、近代の御輿制作師「武井利秀氏」によって修復された。
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                  | 富士見町会高さ2.5m、1、000kg、昭和62年屋根の大きさに比べて、胴を可能な限り細くして、御輿の部分を強調。鳳凰の飾りも自慢の一つ。 |  | 
      
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                  |  | 上町町内会さ2.3m、700kg、総欅造りで鳳凰の下の露盤の四面には彫刻界の第一人者、日展審査員故「佐藤蔵冶氏」により彫られた牡丹が飾られている。屋根は漆を20数回塗りした梨地仕上げ、屋根の下の数百の桝組は、漆を塗った上に金箔を張った仕上げとなっている。 |  |  
                  | 春日町町会昭和10年、横浜で造られ「船みこし」として、浜の安全を祈って、担がれたと言われている。その後昭和27年、春日町に受け継がれ、町民の「安泰」と「一路平安」を願って担がれて来た。御輿の老朽化が進んだため、平成11年に1年の歳月をかけ大修復をした。 |  | 
      
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                  |  | 小渕地区台座4尺3寸、総重量600kg、約180年前に造られ、過去3回の修復が行われている。
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                  | 内牧地区高さ2m、1、000kg、昭和60年町内の手造り御輿。
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                  |  | 元新宿町内会高さ1・5m、300kg、平成元年制作。昔、村に疫病が発生した時、村人が御輿をかついで
 村内を回った所、悪病がおさまったといわれ、「子育て御輿」とも呼ばれていた。
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                  | 東町町会高さ1.3m、200kg、昭和33年作製白木屋根唐破風造りで現在の天皇陛下がご成婚された時に、それを記念して造られたもの
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                  |  | 内出町会高さ4m、1500kg、昭和48年製。江戸時代に作られた大きな山車は、アメノウズメノミコトの人形を飾り、町中を引き回した。余り大きい為引き回しが出来なくなり、現在は、昭和48年に小さく造り直したものを用いている。人形は等身大で、今も祭の時に神酒所に飾られている。山車の人形は市内でも珍しく内出町だけに残っている。
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                  | 今年も所狭しと屋台が並びお祭の雰囲気に一役買っているようです。 お祭独特の香りが漂っていました。
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         | 豊春地区・内出町会のお御輿の写真は撮り損ねました。もし写真をお持ちの方がいらっしゃいましたなら是非ともお知らせください。 | 
      
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         | 和太鼓・流し踊り お祭に興を沿えて | 
      
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                  |  | 春日部駅東口駅前にても午後5:30〜7:50までは和太鼓競演や流し踊りが行われます。 |  |  
                  | 六昇龍太鼓太鼓の心地よい響きが鳴り出す |  | 
      
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                  |  | 小倉祇園太鼓取り囲む観衆の中から拍手が沸き起こります。 |  |  
                  | 春日太鼓子供も大人顔負けのバチさばき、動きのあるパフォーマンスは楽しい。 |  | 
      
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                  |  | 流し踊り春日部市連合婦人会春日部市民踊連盟
 春日部市文化連合会
 
 参加による流し踊り
 
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                  | 大人の間で可愛いそぶりが笑顔を誘い、沿道の人から惜しみない拍手が起きます。 |  | 
      
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                  |  | 各社中で浴衣を揃え音頭にのって 春日部駅東口のロータリーで静々と踊りの輪が広がりました。
 
 飛び入りもありで大きな輪となって行きました。
 
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         | 町内会の子供の楽しみは・・・ | 
      
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                  |  | わっしょい!わっしょい!黄色い大きな声を張り上げて、大汗を掻きながら町内会の役員さんの先導で子供御輿を皆で引いて町内を回ります。 |  |  
                  | お昼のおむすびです。 |  | 
      
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                  |  | 持ちきれないほどのお菓子や飲み物がくばられました。 
 “ア〜どうやってもって帰ろうかな〜?”
 
 “ボクはまだ余裕だよ〜〜!”
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                  | お祭に参加した子供達にはお昼にお駄賃が出ます。 子供たちはこれも楽しみの一つです。町内会の役員さんはこのお祭のために大人御輿の担ぎ手の手配、寄付集めとお祭りに関しての準備があれこれと行われます。
 見ていて子供の数が少なく感じました。年々小子化の現象が影響している様子です。
 いつまでも子供の笑い声の聞える町内会であって欲しい気持ちです。この次のお祭には又元気に逢えることを願ってこのページを閉じます。
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         | 参考資料:春日部夏まつり 発行者: 春日部観光協会
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         | by まるちゃん | 
      
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         | 春日部観光ガイドへ | 
      
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